メキシコシティ、2026年ワールドカップに向けて数百万人の観客受け入れ準備を進行中

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メキシコシティは、2026年に開催されるFIFAワールドカップの開催都市のひとつに選ばれており、同市は現在、500万人以上の観客を迎える準備を進めていると発表しました。

今回の大会はメキシコ、アメリカ、カナダの3カ国による初の共同開催となり、メキシコ国内では首都メキシコシティに加え、中部の都市グアダラハラと北部の産業都市モンテレーの3都市が開催地として選出されています。

ロドリゲス内務大臣はプレゼンテーションの中で、「安全かつ円滑な大会運営を実現するため、メキシコ政府と市当局が連携して取り組んでいる」と述べ、「大会期間中には500万人以上の来訪者が見込まれている」と語っています。

決勝戦が過去に2度開催された象徴的なアステカスタジアムは、主催者によれば、6月11日の開幕戦に向けて改修工事が進められており、完成予定です。

スタジアムの責任者であるフェリックス・アギーレ氏は、「1億ドル以上の投資が行われており、準備は万全だ」と語りました。

メキシコシティのクララ・ブルガダ市長は、国内で問題となっている犯罪や暴力への懸念に対応するため、新たに4万台の防犯カメラを設置し、監視カメラの総数を12万3,000台に増やすと発表しました。

さらに市長は「私たちの街は南北アメリカ大陸で最も監視体制が整った都市となるでしょう」と語っています。