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トランプ大統領、通商代表に弁護士のジェイミソン・グリア氏を選出

トランプ次期大統領が首席貿易交渉官に、弁護士で元トランプ政権高官のジェイミソン・グリア氏を指名した。

トランプ氏は他国に対し多大な関税を課すことを公言しており、貿易に関する注目が集まる重要なポジションとなる。

初任期の役人グリア氏

ジェイミソン・グリア氏(NewYorkTimes

グリア氏は前トランプ政権中、当時の通商代表ロバート・E・ライトハイザー氏の首席補佐官を務めた実績を持ち、中国との貿易交渉や、カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定の再交渉に携わった経験を持つ。

トランプ氏は先日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、麻薬や移民の国境越えが止まるまで、カナダとメキシコからの製品に25%の関税を課す大統領令を発動すると述べたが、政権内の貿易政策のポストをどのように編成するかはまだはっきりとしていないとのことです

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そのため、今期におけるジェイミソン・グリア氏の役割は重要になってくるが、トランプ氏は「ジェイミーソン氏は国の貿易赤字の抑制、米国の製造業、農業、サービス業の防衛、そしてあらゆる場所での輸出市場の開放に重点的に取り組んでくろう」と述べています。